「北大雇い止め訴訟:北大が20万円支払いで和解」

■北大雇い止め訴訟:北大が20万円支払いで和解
 (2012年2月18日『毎日新聞』北海道版)
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20120218ddlk01040248000c.html
 雇い止めされた際に離職証明書をすぐに交付してもらえず、失業保険を受け取れなかったとして、札幌市東区の女性(30)が北海道大学に約68万円の損害賠償などを求めた訴訟は17日、札幌高裁で和解が成立した。北大が責任を認め、和解金20万円を支払うとの内容。記者会見した女性は「北大が非を認め、きちんとした額を支払ってもらえることに納得している」と話した。
 訴状によると、女性は10年3月まで6年間、研究施設に契約職員として勤務。1審・札幌地裁は「手続きを踏めば、自らハローワークで離職証明書を得ることができた」として原告側の請求を棄却した。代理人の佐藤博文弁護士は記者会見で「制度上は可能だが、就労確認作業などが煩雑で誰の利益にもならないことは明白。実質勝訴の和解だ」と話した。【去石信一】▲

cf. ◇北大職組

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