「女性積極登用 4割切る」(石川県)

■女性積極登用 4割切る
(2012年2月17日『読売新聞』〔地域>石川〕)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20120217-OYT8T00079.htm
◆事業所調査「取り組む予定ない」22%
 県内の事業所で、女性を積極的に登用する「ポジティブ・アクション」(積極的改善措置)の取り組みが進んでいるのは39・3%だったことが、県男女共同参画課が実施したアンケート結果からわかった。「取り組む予定はない」との回答も22・0%に上った。アンケートは昨年8月、県内の2000事業所を対象に、女性の登用状況などについて調査。832事業所(回収率41・6%)から回答を得た。
 管理職全体に占める女性の割合は16・3%にとどまった。女性管理職が少ない理由として、「必要とする経験・判断力等を持った女性がいない」(52・2%)が最も多く、「管理職に就くための在職期間を満たしている女性がいない」(24・4%)、「管理職に就くまでに退職してしまう女性が多い」(15・9%)が続いた。
 一方、ポジティブ・アクションを進める事業所は、「女性従業員の労働意欲が高まった」(50・2%)、「職場が活性化された」(34・3%)、「良い人材を採用しやすくなった」(24・8%)などのプラス面を挙げた。
 セクハラ(性的嫌がらせ)防止対策については、「就業規則等の書面で明確に示している」との回答が41・0%を占める一方、「特に対策をとっていない」とする事業所も41・6%に上った。▲

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